外貨建てmmfの結果
税引き後にどれだけ残せるか、が極めて重要なポイントになっている。
資産を持つ人ほど、自らの資産を自分で守ろうという機運が高まるのは自然の成り行きである。
投資可能な金融資産額が5億円〜10億円程度。
シリコンバレーに代表される新興の起業家や、2〜3代続いている資産家、一般的な上場企業のオーナーなどがこのグループに含まれる。
金融知識、金融技術を駆使して、今ある資産を大きくしてほしい、というのがこの層である。
大きくなった資産の管理や保全よりも、富の創出(ウエルスクリエーション)に大きなニーズを持っている。
たとえば彼らは、資産を拡大するために、機関投資家などプロ向けの運用サービスの提供を求める。
映画の配給権や石油の掘削権といった、普通の個人投資家ではアクセスできないものをも対象にする。
プライベートバンカーに対し御用達のCーツやPクテなど歴史あるプライベートバンクや、極めて少数の資産家とその家族に代々仕える独立系プライベートバンカーなどが勢力を誇っている。
この層に対しては顧客から家族の一員とみなされるくらいの、緊密な関係を通じてサービスを提供する。
その中身は金融だけにとどまらず、子弟の留学があれば一切の面倒を見るなど広範囲にわたる。
「執事」と評されることもあり、顧客の代替わりとともにプライベートバンカーも世襲していくことも多い。
もう1つのタイプは、前者よりも積極的に事業活動や経済活動の前線に携わり、資産を大きく増やすことまでは望まないが、税制などを考慮した適切な資産配分と管理(富の最適管理、Wエルスマネジメント)を求める。
この層を得意としているのが、C.SやUBSなどのユニバーサルバンク、信託銀行や、JPMなど一部のコマーシャルバンクである。
これら2つの顧客層に共通するニーズは、積極的に資産を増やすというより、代々受け継いできた資産をうまく守りたい、ということだ。
そこで、投資に関する先端的なスキルよりも、税法やアカウンティングに長けていて、抜かりなく安定的な運用をすることや節税スキルが必要になる。
とりわけ、所得税対策、相続税対策は重要だ。
たとえば、ある資産家が、秘蔵の美術品コRションを処分しようと考えたとしよう。
その場合、サザビーのようなオークションにかけるのがよいのか、はたまた美術館に寄贈をして寄付控除を受けるのがよいのか、このような戦略を長期的な富の保全、富の最適管理という視点から考えるのが仕事である。
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